ハードディスク トラブル 使用率が100%になる

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ハードディスク トラブル 使用率が100%になる

HDDが故障していないにも関わらず、HDDの使用率が100%になり、何をするにも動作が緩慢で耐えられない状態になる事があります。

Webで色々な情報が在りますが、どれを実施してもよくならないなんて話がよく当店にも入ってきます。そもそも、故障していない上に、よくある対策をしてもよくならない原因はどこにあるのかと考えた時1つの結論に達しましたので、記事としていきたいと思う。

膨らんだアルミ電解コンデンサの画像

これは、HDDに故障が無く、Web上にある手順を実施しても全く良くならなかったHDDを元に戻したときに撮影した。

HDDに故障箇所が無いことの確認としてHDDを新品にクローンしても動作が変わらなかったことからもHDDの故障は無い物と考えました。

ハードディスク トラブル 使用率が100%になる原因

ハードディスク トラブル 使用率が100%になる原因の順に解説していきたいと思う。

HDDに不良個所がある場合

HDDに不良個所がある場合、読み込めない、または読み込みが遅い場所を、リトライし続ける事で動作が遅くなっているパターンです。

この場合は、HDDを交換するしか方法は有りません。読めないわけでは無いんですが読み込み速度も極端に遅くなりますので、タスクマネージャー上では100%を表示する事が多い。

この場合は、ディスクをクローンしてしまえば動作は回復します。

逆を言えば、クローンして動作が回復すればHDDに何らかの不具合が生じていると考えても良いのではないかと思っています。

プログラムに何らかのエラーが在る

プログラムに何らかのエラーが在る場合は、Web上にある対処方法で対処が可能かと思われます。

この場合は、WindowsUpDateで解消する事も有りますので、気長に待つか当該のサービスを停止する事で対処可能です。

再発する事も稀にありますので、随時実施で良いかと・・・

メモリ不足で仮想メモリ使用が多い場合

メモリ不足で仮想メモリ使用が多い場合、基本的にメモリを増設すれば回避できます。

メモリー不足のため、仮想メモリを頻繁に使うことでHDDにアクセスが頻発してしまっている状態です。仮想メモリはHDDをメモリの代わりに使う技術ですが、メモリと比べるとHDDは読み書きの速度が遅い為、どうしても動作が緩慢になりHDDのアクセスが高止まりしてしまいます。

自動メンテナンスやその他作業が終わっていない場合

Web上にあまりない情報ですが・・・

故障もしていなければメモリも問題ない場合は、そもそも作業が終わっていないために、HDDにアクセスが集中しているだけかもしれません。

本来、アイドル時にバックグラウンドで動作する作業の優先順位が上がってアクティブな作業として動作してしまうことで、使いたい作業の邪魔をしているかもしれません。

この場合は、スリープにならない様にして数時間放置してやることで、作業が終了して元に戻る事がありました。

まとめ

最近のOSは自動化が進んでいるため、やりたいことのみやって電源を落とすとバックグラウンド作業が完了できなく、結果動作不良を起こす事が在るようです。

そのため、数週間に一度程度は、電源を入れたまま放置する事をお勧めします。

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