今回のご依頼内容
- お住まい:土岐市
- メーカー・機種:P45 NEO-F搭載の自作パソコン
- 症状:電源が入らない
- 対応内容:コンデンサー交換とタクトスイッチ交換、グラフィックボードはんだ修正
症状の詳細
※2022年頃の事例です。
【土岐市】でお預かり、電源ボタンを押しても電源が入らない状態でした。何分古いパソコンな為、とりあえずケースを開けて目視で確認できる故障個所を探します。
いきなり負荷を掛けると、瀕死状態のパーツに止めを刺しかねませんので、ここは慎重に問題の無いパーツを探します。
マザーボード目視確認にて不良コンデンサー発見しました。またグラフィックボードにもはんだ不良があり本来ならお断り案件でしたが、お客様がCubaseを使いたいとの事で作業は続行。
調査・修理内容
複数のコンデンサー不良を目視にて確認できましたので、とりあえず交換。防爆弁が膨らんでいる状態でしたので、液漏れまで秒読み状態ですから測定せず交換としました。
グラフィックボードにもはんだ不良を目視確認。こちらはコンデンサー状態が分かりませんでしたのでDE-5000を使用して測定し問題が無いことを確認してはんだのみ修正。
電源ユニットの電圧も12V、5V、3V、スタンバイ5Vも正常なことを確認し、メモリーは別PCにて正常なことを確認しました。
本来ならば、これで起動できると思いますが、起動せず。本体に別の電源スイッチ接続して起動テストしました処、無事起動を確認できましたので、スイッチ基板を取り外しタクトスイッチを交換して作業終了です。
今回使用した工具
今回使用したのははんだ吸取り機とLCRメーターです。
今回はマザーボードのコンデンサー取り換えでしたので、吸取り線ではスルーホールのはんだ除去が難しい為、はんだ吸取り機を使用しました。
また目視では状態が分からなかったグラフィックボードのコンデンサーの静電容量を測定するのにDE-5000も使用しました。
掛かった費用
※料金は現在の価格に更新しています。
| 項目 | 部品代金 | 工賃・その他 |
|---|---|---|
| 出張費 | - | 3,300円 |
| コンデンサー交換 | - | 16,500円 |
| コンデンサー部品 | 2,000円 | ‐ |
| 電源基板修理代金 | - | 4,400円 |
| タクトスイッチ | 220円 | ‐ |
| 合計 | 2,200円 | 24,200円 |
| 総額 | 26,400円 | |
まとめ
今回は買い替えると高額になるCubaseというDAWソフトの使用目的でしたので個人様でしたがお受けしました。
本来であれば買換え案内が妥当かとは思いますが、使用用途により買換えよりも安くなる場合は、古いパソコンの修理もお受けしています。
インターネットに接続しない端末であれば、使用に問題が無い状態であれば古い事を理由に買い替える必要性は無いとは思いますが、最近ではインターネット接続必須なアプリが増えていますので、基本的には古いパソコンは買換えをお勧めします。
この記事を書いた人
パソコン修理業界に27年携わるベテラン修理スタッフ。Windows、起動しない・画面が映らない・データが消えたといったトラブルから、パーツ交換、データ復旧まで、これまで数多くの修理実績を積み重ねてきました。最新モデルから旧型機種まで幅広い知識を持ち、「お客様にわかりやすく、安心して修理を任せていただけること」を大切にしています。日々の修理現場での経験をもとに、よくある故障の原因や対処法、パソコンを長く使うためのコツなどをわかりやすく発信しています。ちょっとした疑問やお困りごとも、お気軽にご相談ください。詳しいプロフィールはこちら(修理歴27年・実績7,981件)